にいざわ歯科・矯正歯科医院

受け口

乳歯が残っている場合

上の前歯よりも下の前歯が前にあるかみ合わせです。前歯の傾きが原因の場合と、骨格的な問題(下あごが大きい)で受け口になる場合があります。かみにくくなるだけでなく、受け口特有の顔立ちや発音障害(サ行、タ行)などの問題もあります。

不正咬合の中で最も早期治療が望ましいかみ合わせです。

上あごの成長発育は小学校低学年~中学年にピークを迎えます。その間に受け口の状態だと上あごの発育を妨げることになります。このため、上あごの成長発育のピークをむかえる前に治療を開始することが重要です。

症例1

■治療前

治療例 治療例

■治療後

治療例 治療例

患者さんの希望 受け口をなおしたい
診断名 混合歯列期前歯部反対咬合
治療を開始した年齢 9歳(女)
使用した装置 マルチブラケット装置
治療方法 非抜歯
治療期間 1年
費用の目安 基本料金350,000円~
治療リスク 歯根吸収の可能性があります。
歯が移動する際に痛みや異和感があります。

乳歯が残っている段階での受け口です。この年齢は上あごの成長時期に相当するので前歯のかみ合わせを正常にすることは非常に重要です。受け口は放置しても自然になおることはありません。治療後は上の前歯が下の前歯を覆いきれいなかみ合わせになりました。


症例2

■治療前

治療例 治療例

■治療後

治療例 治療例

患者さんの希望 前歯をきれいにしたい
診断名 混合歯列期前歯部反対咬合
治療を開始した年齢 8歳(女)
使用した装置 マルチブラケット装置
治療方法 非抜歯
治療期間 1年
費用の目安 基本料金350,000円~
治療リスク 歯根吸収の可能性があります。
歯が移動する際に痛みや異和感があります。

乳歯が残っている段階での受け口です。上あごの成長を促す装置を併用しながら前歯のかみ合わせを治療しました。乳歯の残っている時期であれば成長の力も利用しながら矯正治療を進めていくことができます。




永久歯の場合

子供の受け口の治療は骨格的な改善や成長のコントロールを治療目標にしますが、永久歯列の場合は骨格的な発育成長は終わっているか、あまり期待できない状況なので歯の移動によって治療することになります。

症状によりますが、上の前歯を前方、下の前歯を後方に移動して矯正治療を行うことになります。場合によっては下あごの奥歯を後方に移動させることもあります。

治療することで受け口特有の口元や見た目も改善できます。

症例1

■治療前

治療例 治療例

■治療後

治療例 治療例

患者さんの希望 受け口をなおしたい
診断名 前歯部反対咬合
治療を開始した年齢 17歳(男)
使用した装置 マルチブラケット装置
治療方法 非抜歯
治療期間 2年
費用の目安 基本料金700,000円~
治療リスク 歯根吸収の可能性があります。
歯が移動する際に痛みや異和感があります。
歯茎が下がる可能性があります。

永久歯列期の受け口です。下あごの奥歯を後ろに移動してスペースをつくってから前歯を動かしました。矯正用インプラントアンカーを使用すればこれまで難しかった歯の移動も出来るようになり治療の幅が広がりました。


症例2

■治療前

治療例 治療例

■治療後

治療例 治療例

患者さんの希望 前歯をきれいにしたい
診断名 叢生を伴う前歯部反対咬合
治療を開始した年齢 31歳(女)
使用した装置 マルチブラケット装置
治療方法 抜歯
治療期間 2年
費用の目安 基本料金700,000円~
治療リスク 歯根吸収の可能性があります。
歯が移動する際に痛みや異和感があります。
歯茎が下がる可能性があります。

デコボコを伴う受け口のかみ合わせです。デコボコの程度が強いため抜歯をして治療しました。下あご自体がやや前方にあるかみ合わせなので歯の傾きを調整することできれいな状態に治療できました。


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金沢市 にいざわ歯科・矯正歯科医院


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