歯科矯正は高い専門性が要求される治療です。患者さんが医院を選ぶにあたっての判断基準として日本矯正歯科学会の認定する3つの資格(認定医、指導医、臨床指導医)があります。当院の歯科医師は日本矯正歯科学会が認定する「臨床指導医(旧専門医)」ならびに「認定医」の両方の資格を有しています。なお、臨床指導医は全国で約400名しか取得者がいない難易度の高い資格です。
日本矯正歯科学会 認定医・臨床指導医 名簿一覧日本全国の大学歯学部矯正科(国立・私立を含む)が所属する日本で最も権威のある矯正歯科学会です。会員数は約7000名。
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日本矯正歯科学会における認定医制度は、矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることにより適切な医療を提供することを 目的として1990年に創設されました(全国で約3,000名)。
矯正歯科治療に関して適切かつ充分な学識と臨床経験を有し、この目的を遂行できる者を「学会の認定医」としています。
認定医の資格は、5年以上本学会に属し、学会が認めた大学の附属病院や矯正歯科医療機関において5年以上にわたり相当の臨床経験を有し、学術誌に矯正歯科臨床に関する報告を発表し、審査に合格した者に与えられます。
日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)制度は、2006年に創設されました。より高いレベルの臨床技能と学問的知識の向上を目指し、日本矯正歯科学会の「認定医」をめざす歯科医師の育成と臨床研修をサポートできる者を認定することを目的としています(全国で約400名)。
臨床指導医資格を取得するには以下の条件を満たす必要があります。
さらに更新が5年ごとに必要で、学術大会への出席や発表・報告を行うことが義務となっています。
世界的にも、難易度が高い試験が課される資格として知られています。